たかが毛、されど毛
「たかが毛だろ?」と思う方も少なくないと思いますが、されど毛です。
体のほんの一部の部位だとしても、スポーツの勝敗を大きく左右する要因にもなりえるのです。
たとえば、歯のかみ合わせが悪い(もしくは抜けてる歯が多い)と、力の踏ん張りが効かないため、本来の筋力を発揮できないとも言われています。
慣習や文化などでパイチンにしているスポーツ
慣習や文化的にパイチンにしている場合です。
まずはレスリング。
男子日本代表のレスリング選手は、不本意な試合を経験した場合、その悔しさを忘れないためにパイチンにする選手が多いとか。
これは各個人の希望というよりも、レスリングの慣習的にこうしているとか。
次にサッカー。
ヨーロッパ中心であるということもあり、多くの選手がエチケット、美意識のためにパイチンにしているようです。
ヨーロッパリーグで活躍している、香川真司選手や本田圭佑選手、吉田麻也選手などもパイチンにしているとか。
最後にプロレスラー。
直接的な勝敗などには関係ないですが、プロレスラーも美意識などの理由から、ビキニを履いている選手を中心にパイチンにしている選手も多いようです。
スポーツで勝つためにパイチンにしているスポーツ
スポーツの「美」を競うスポーツ、つまり採点競技では、男女ともにアンダーへアのケアをしている方が多いようです。
人間が採点するスポーツである以上、ちょっとした乱れや仕草などで心象(イメージ)を悪くしてしまうこともあり、そうなると得点が出にくいといことに繋がりかねないのです。
女子体操競技や新体操、シンクロナイズドスイミングなどは、まさしく美を競う採点競技です。
そのユニフォームの特性上、パイパンもしくはほぼパイパンにしている女性アスリートが多いようです。ある情報によると、競合女子新体操チームではパイパンにするのが義務であり、先輩らがチェックしてくることもあるとか。
体操競技においては、男子もパイチンにしている場合もあるようです。女子選手に比べると際どいユニフォームでないですが、それでも床などでは開脚シーンなどがあるため、気にしている体操選手も多いようです。
また野球選手でも、パイチンにしている選手は少なくありません。スライディングに毛が絡んだして痛みを伴ったりするのを防ぐためです。
同様の理由で、メジャーリーグでは、怪我防止の観点からパイパンにすることが1970年代以降、一般的になっています。
まとめ
ここで紹介したようにスポーツ、特に採点競技の世界においてはパイパン、パイチンにする選手が増えています。
海外選手では一般的でしたが、リオオリンピックなどここ数年で日本人選手も処理するようになっています。
2020年東京オリンピックの際には、アスリートがパイパン、パイチンにすることが当たり前の時代になっているかもしれませんね。